恍然大悟

発光するものを撮る

寒くなってきた。落ちていたかりんの実を拾って帰る。取材の撮影で10代の人を撮影した。快晴の日、強い影が出るのを避けて建物の陰で撮ることにした。撮影中、ファインダーを覗きながらその姿を見ていると、何かが輝いているような印象を受けた。普段自分が見ることがない輝き。皮膚なのか、瞳なのか、髪の毛の反射なのか。写真を撮っている最中、ずっと何かがキラキラと光っているように感じた。今まであまりそういう経験はなかっ...