恍然大悟

12月に写真を撮る

家にいる。窓際にいい光を見つける。写真を撮ろうと思う。黒いカンバスを想像する。そこに白をどう配置するか。どんなグレーがあるだろうか。最近写真を撮るときにそんなことを考える。対象の前に立つ時間が長くなる。眺めているうちに太陽は雲に隠れ、光が変わる。影がじわりと変わっていく。カメラを持つ。ブレないようしっかり持つ。ピントを合わせる。1枚撮る。もう1枚露出を変えて撮る。よし撮ったぞと目を離し、別の角度から...

写真集を眺める夜

夜、眠る前に写真集を眺める。本棚から一冊選び、ソファに座って眺める。適当なページを開き、一枚の気になった写真をみつめる。音のしない空間で、一人写真を見る。写真は動かない。映画のように話は進んでいかない。写真は静止している。そこがいい。動かないものを見つめるとき、心が動く。心の中の普段動いていない部分が動き出すように思う。...