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フィルムとX線検査6 台湾 2011

フィルムを持って台湾に行ってきた。
持って行ったのはモノクロフィルム「T-MAX400」28本。

台湾に行くのは2008年以来。
カラーネガフィルム「FUJI RRO400」がX線カブリをした時だ。
あれから海外に行く時のフィルムの取り扱いに注意するようになった。
ある意味因縁の地と言える。

今回は初めて羽田空港を使って海外に出た。
検査は合計2回。
行きの羽田空港で一回、
帰りの松山空港で一回。

今回もいつもどおりの手順に従った。

【やること】
・フィルムは紙箱からすべて出す
・フィルムはフィルムケースに入れたまま、透明のジップロックに入れる
・機内持ち込みする荷物とは別にフィルムを入れるバッグも用意する
 (布のトートバッグを用意した)
・カメラ本体にはフィルムは入れないでおく
・手荷物検査で機械に通す前に「フィルムです、ハンドチェックお願いします」と検査官に伝える

結果から言うと今回も行き帰りともにハンドチェックに成功。
現像した結果も問題なかった。これで一安心。

【行き】
羽田もしっかり対応してくれた。
フィルムの入った袋を渡すと、中から数本を取り出しチェック。
以上でチェック完了。日本のチェックは毎回手際がいい。

【帰り】
外国での検査は毎回気合いが入る。

前回はまったく予備知識なく機械を通したために
見事X線の被害を受けてしまった。
今振り返ると、どうという写真があったわけではないので
いい勉強の機会となったわけだが、
当時の自分にとってはそれはそれは大切なネガだった。
3年前の仇、本日取らせていただきます。

ボディチェックのゲートをくぐる列に並ぶ。
ゲートの向こう側に検査官が立っているのが見える。
距離があったので大きい声で呼びかけないと聞こえなさそうだ。
そこでフィルムの入った袋をジェスチャーで指差してチェックをお願いした。

検査官はそれに気づくと、ゲートの横から袋を受け取ってくれた。
そしてゲートをくぐってこいという合図をした。
ぼくがゲートを通過すると同時に、もう一人の検査官が近づいてくるのが見えた。

「フィルムか」「フィルムだな」

二人は一言言葉を交わすとぼくにフィルムの入った袋を返してくれた。
ぼくはそれを歩きながらサンキューと受け取った。

あれ?これでいいの?出国しちゃうよ?
チェックが終わったかわからなかったので確認しようかと思ったが、
余計なことは言わずさっさとその場を立ち去った。

どうだ見たか。3年前とは違うだろう。
と思う暇もなくリベンジは数秒で終わってしまった。

ちなみにネガフィルムは台湾で「底片」。
読み方は「ディーピエン(発音記号:di3pian4)」だ。


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