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印画紙が高くなる

外に出ると梅の香りが漂っていた。

確定申告が終わってすっきりした頃、印画紙を買おうと思ったらまた値上がりしていた。いつも使っているイルフォードのバライタが値上げするからそれに備えて事前にお買い物をしていたのだが、他のメーカーも上がるとは思っていなかった。よりによってそんなときに大幅な値上げが行われ、注文画面を見ながらなんともいえない気持ちになってしまった。

印画紙はここ数年ほぼ毎年値上がりしているのが現状だ。ワークプリント用に使っているRCペーパーもついに一万円を突破。その時々で一番お買い得な銘柄を選んで使っていたのだが、今回の値上がり方は豪快の一言だ。

ここ数年、ぼくが買った物の値段はこんな感じで推移している。
(すべてRCペーパー、サイズは8x10(六切)、100枚入り)

2012年  3,560円
2013年  4,980円
2014年  6,890円
2015年  12,420円

実にめざましい発展を遂げていることがわかる。もはや同じ物に見えない。たばこの値上げとか目じゃない。その中でも気になるのが今回の2014年から2015年の急成長ぶりだ。過去のペースで行けば、8,980円あたりになるのが正しいのではないか。一体どうしたというのだろう。

注文画面を見たとき、別の商品を見ているのかと思った。冬休みがあけたら別人のようになっていた、とかそういう感じだ。そんなに先を急いでどうするのだろう。使う人が減ってしまい、人の目を引きたいという気持ちもわからないではないが、あまりやけになってはいけない。もう少し力を抜いてたまには木陰でひと休みするくらいの余裕を見せてくれたほうがこちらとしては近寄りやすいというものだ。

また来年、春が近づき、三寒四温という言葉が聞かれる頃にはまた同じようなことを書いているのかもしれない。つくづく「暗室用品は今日が一番安い」という言葉の正しさを痛感させられた午後だった。

プロフィール

Author:Daigo IZUMI /泉大悟
Photographer. 
モノクローム写真が好きです。

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