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清澄白河で展示を見る

昼は長袖シャツ一枚、夜は上着が必要。

天気がよかったので展示を見に行こうと思った。
何かないかなとインターネットで展示の情報を探していると、一枚の画像が目に入った。

もやっとしたグレーのトーンで石のようなものが描かれている。
作者は篠塚聖哉さんという人だ。場所は清澄白河にあるANDO GALLERYとあった。
訪れたことのない場所だ。

展示風景の写真を見ていると、どうも気になる。
モノクロームが好きな身としてはどうにも惹かれる。
会期は4月30日まで。来週は多分行けない。
出不精の自分と慎重に協議を重ねた結果「行かねばなるまい」という決断が下された。

以前は写真展を中心に見に行くことが多かったけど、
このところ絵画や現代アートの展示を見るのも楽しくなってきてその割合は増えつつある。

篠塚さんの作品は50cmくらいのキャンバスに描かれていて、
真っ白い空間の中に規則正しく飾られていた。

モノクロームに近い薄暗い色で何が描かれているかはわからない。
わからないけど見ていて気持ちがいい。わからないからいいのかもしれない。
何かを訴えてきたり、伝えようとしてくることがない。
目を閉じたときや暗闇の中にいるとき、
脳裏に浮かんでくるものが目に見える形で現れたかのようだった。
特に何も考えることなくゆっくりと見ていることができるものがぼくは好きだ。
たき火や流れる川を漠然と見ている感じ。

平日の昼間だったせいか貸し切り状態でじっくり見ることができた。
カウンターには2008年の展示のときに作られた冊子があったので購入。
好きな作家の人が増えたときの感覚は気に入った服を買ったときの感覚と似ている。

ギャラリーから近かったので東京都現代美術館にも立ち寄った。
2016年5月30日から改修工事のため長期休館となるらしい。

プロフィール

Author:泉大悟 Daigo IZUMI
Website
http://www.dizumi.com/
Instagram
izumi_daigo/

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