記事一覧

フィルムとX線検査12 マレーシア2016

インフルエンザが流行っているらしい。去年かかったので今年はもらいたくないです。

2016年12月、モノクロフィルムを持ってマレーシアに行ってきた。持って行ったフィルムは「Tri-X」。滞在期間は一週間で20本用意した。

事前の準備はいつものとおり。
【準備】
・フィルムは必ず機内持ち込みする
・フィルムは紙箱からすべて出し、フィルムケースに入れたまま透明のジップロックに入れる
・できればカメラ本体にはフィルムは入れないでおく
・手荷物検査で機械に通す前に「フィルムです、ハンドチェックお願いします」と検査官に伝える
 英語では"This is camera film, Hand check please"と伝えている
・機内持ち込みする荷物とは別にフィルムを入れるバッグも用意しておくと便利
 (ぼくは布のトートバッグを用意)

結果から言うと、行き帰りともハンドチェックをしてくれた。現像の結果も良好。今回は乗り換えがないので行きと帰りの2回だけ。なんて楽なんだ。

【行き】羽田空港
安定の羽田空港、フィルムの入った袋を見せるとすばやくセキュリティゲートの横を通し、ハンドチェックをしてくれた。今回もフィルムケースを一つ一つ開けてチェックしている。いつ行っても、どの人でも同じようにチェックをしてくれる。管理が行き届いている感じがして実に安心だ。

【帰り】クアラルンプール国際空港
旅行した時期は12月のホリデーシーズンだった。そのせいで空港が混雑するという情報を事前に人から教わっていたので念のため早めに空港に行く。出発の3時間半前に着くと出発ロビーは人で溢れかえっていた。空港にはテロ対策のためか、ずいぶんとごつい銃(サブマシンガンというのかな)を持った警官が警備にあたっていた。あまり人が多い場所に長時間いたくないのでさっさと出国することにする。

手荷物検査場でフィルムの入った袋を検査官に見せる。さきほどの警備の様子からチェックが厳しくなっているかもしれない…そう思うと身が引き締まる。慎重にゲートの近くに立つ男性にフィルムの入った袋を手渡す。すると男性検査官はおもむろに袋をガシャガシャと振り、OK!とチェックを完了した。なんてカジュアルなんだ。さらに袋をぼくに手渡しながら肩をポンと叩き、「こんなにフィルムを持っているとは...きみはプロフェッショナルフォトグラファーだな?」と言ってニヤリと笑った。出発ロビーのマシンガンと、この検査官の温度差。マレーシアはすばらしいと思った。

【結果】
帰国後、年末年始の間にフィルムを現像する。結果すべてのフィルムに異常なし。マレーシアはフィルムに優しい国だった。チャイナタウンのカメラ屋にはフィルムの中古カメラが売っていたし。

1週間の滞在で使ったフィルムは20本。1日平均約3本。いつもは2本がせいぜいなのでマレーシアは効率がよかった。1日あたりに使ったフィルムの数は、自分が滞在中にどれくらい楽しんでいたかを示す指標のひとつだ。


1701.jpg

プロフィール

Author:泉大悟 Daigo IZUMI
Website
http://www.dizumi.com/
Instagram
izumi_daigo/

月別アーカイブ