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同じ場所で展示をする

画伯の個展が今年も無事終了しました。お忙しい中お越しいただきありがとうございました。

会場の月光荘は誰かしらが常駐していなければならない。画伯一人でもいいのだけど、混むと大変。ぼくの友人知人もやってくるので手伝いも兼ねてほぼ常時二人で会場にいるようにした。もともとはどちらか一方の知り合いでも、個展の回数を重ねていくうちに共通の知り合いになっていくので二人でいた方が都合がいい。

個展は年に一度のお祭りのようなものなので、搬入が終わると「無事ここまできた」という達成感と高揚感を感じる。今回も同じように盛り上がってはいたのだが、例年に比べ若干どこか落ち着いた雰囲気があった。安心感があるというか。いつもの場所で、いつもの見に来てくれる人たちに会えるということが安心感につながっているのだと思う。本当にありがたいことだ。

振り返れば画伯は今年で月光荘7回目。ぼくも2回行っているからなかなかの日数を銀座八丁目(の中のごくごく狭いエリア)で過ごしていることになる。ちょっとホームグラウンドにいるような気分。設営や会期中に行うことも毎年行っているおかげでぎこちないながらも多少はスムーズになってきた。

搬入の日の朝。展示する作品を車に積み込み、去年と同じ道を通って自宅から銀座へ向かう。会場の前に荷物を降ろしいつもと同じ駐車場に停める。いつもの月光荘のスタッフの人が手際よく会場作りを手伝ってくれる。設営が終わると会場近くのうどん屋で夕食をとり、簡単な決起集会が催される。会期中は同じコンビニで毎日おにぎりとなぜか飲むヨーグルトを買って会場に行く。夕方にはいつものコーヒー屋でコーヒーをテイクアウトして飲む。去年も、その前の年も行ったことを今年も行う。

展示の内容や見てくれる人たちの反応は何度展示を行っても未知だ。でもその他の部分が既知になって、ほんの少し余力を残してこなせるようになってくると、ちょっとだけ心にゆとりが生まれる。そうしてできたわずかなゆとりを、どうしたらよりよい展示にすることができるか?というところに振り分けていけたらと思っている。同じ場所で繰り返し展示をすることのよさをそんなところに感じている。

来年の春にはぼくも3回目の展示を月光荘で行う予定です。今後もどうぞ末永く二人の展示を見守っていただけたら幸いです。

プロフィール

Author:泉大悟 Daigo IZUMI
Website
http://www.dizumi.com/
Instagram
izumi_daigo/

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