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ECMを知る

快晴が続くいい連休だった。

先日久しぶりに会った友人が「ECM」というレコード会社のCDを貸してくれた。ECMはドイツの会社で、ジャズやクラシックを中心としたレーベルだという。音楽をよく知らないぼくはもちろん初めて聞いた名前だった。

なぜCDを貸してくれたかというと、ぼくの撮っている写真の雰囲気が合いそうだから、ということだった。手渡されたバッハのCDのジャケットは確かに好みのモノクロームの写真だった。説明によるとECMはジャケットのデザインが美しいことでも有名だそうだ。

帰宅してECMのウェブサイトを見てみると、美しいジャケットが整然と並んでいた。モノクロームの写真やモノトーンの絵が多く使われていて、文字やデザインも簡潔で美しい。気が付けば半ばうっとりとウェブサイトを見ていた。あれもいい、これもいい。「ジャケット買いしていいよ」と言われたら何十枚と選んでしまいそうだ。どんな音楽かわからなくてもとりあえず手に取って聴いてみたくなった。

ぼくはジャズもクラシックをほとんど聴いたことがない。しかしジャケットの力なのか、人のお勧めだからか、借りたバッハのCDは聴いた途端に好きになった。今の自分の気分に合うのか、年齢に合うのか、理由はよくわからないがしっくりきた。

ECMのコンセプトは"The Most Beautiful Sound Next To Silence"(「沈黙の次に美しい音」)。その言葉のイメージは音楽やジャケットにしっかりと表れているように思える。音楽を生業にしている彼が、そこにぼくの写真を連想してくれたことが嬉しかった。以来ふとしたときにECMのウェブサイトで様々なジャケットを眺めている。

https://www.ecmrecords.com


プロフィール

Author:Daigo IZUMI /泉大悟
Photographer. 
モノクローム写真が好きです。

Website
http://www.dizumi.com/
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izumi_daigo/

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