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エスプレッソを正しく飲む


イタリアに行ってからエスプレッソが好きになった。滞在中、ことあるごとに街中のバールに立ち寄っては1ユーロコインを片手にエスプレッソを飲んだ。


今回イタリアに行くまでエスプレッソを飲む機会はほとんどなかった。コーヒーを凝縮した苦くて濃い味のエスプレッソはカフェイン中毒の人たちが気付けにぐいっとやるためのものだと思っていた。しかし現地の人たちは苦いまま飲んでなかった

小さなカップがれたエスプレッソに砂糖をたっぷり入れて、グイッと飲む。カップのそこに残った砂糖はスプーンですくって舐める。このイタリア人の正しい?エスプレッソの飲み方に甘党のぼくは正直感激した。そうか、それがエスプレッソなのか。苦いまま飲む必要なんてなかったんだ...。しかもこの上に甘いクロワッサンやクリームパンをいっしょに食べてよいというではないか。


朝早めに起きて散歩して写真を撮った後、甘いエスプレッソとパンを食べる。夜食事をした後に甘いジェラートを食べる。甘さに始まり甘さで終わる。そんな一日をぼくは何日過ごしただろう。


小さい頃から甘いものが好きで、それは成人し、そこから何年時間が経ってもあまり変わることはない。大人になったらもっとお酒を楽しんだりするようになるものだと思っていたが、年をとって海外に行っても嬉々として食べていたのはたっぷりクリームが詰まった甘いパンだった。三つ子の魂は変わらないというか想像していた大人と若干違う。今日の自分は昨日までの自分の積み重ねなのだ。


帰国後、カフェなどに入った時にエスプレッソがあると飲んでみることにした。いくつかの店で飲んだところ、ドトールのものがイタリアを思い出すような気がして気に入った。これで1ユーロくらいの値段でさっと飲めたらいいのだけど。


日本において1ユーロエスプレッソに相当するものはなんだろう?と画伯と話し合った結果、セブンイレブンのコーヒー(あるいは缶コーヒー)がその役割を担っているのではないかということになった。メニューにエスプレッソが追加されたら喜ばしいだろう。そのときはきっと甘いパンもセットで買ってしまうんだろうな。



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プロフィール

Author:Daigo IZUMI /泉大悟
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