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村上友晴展を見る

この前買ったジッツオのトラベラー三脚を使って1ヶ月。使い心地は上々だ。雑誌の取材の撮影で出かけるとき、必ずカメラバッグの中に入れていくようにしている。とてもコンパクトになるからバッグの中にすっぽりと入ってしまう。とても助かる。

撮影のときの近い心地も抜群にいい。持ち歩く時は軽く感じ、使う時はしっかりと安定する。使いやすさも際立っていて、まるで随分昔から使っているもののようによく手に馴染む。パーツの触り心地もいい。もしかしたらカメラやレンズよりも買ってよかったなぁと思う気持ちが強いかもしれない。

先日目黒区美術館で開催している村上友晴展に行ってきた。2018年12月6日(木)までということで、会期終了間近に行くことになったのだが行ってよかった。

小さめの作品、特に鉛筆で描かれた淡いグレーの作品はとても印象的。大きい作品もあるが、気になったのは小さめの作品。それが広い空間で展示されている。大きな壁に小さめの作品が2、3枚かかっている。それらを遠くから眺める。遠くから見ていると、何かが見えてくる気がする。近づいていくとその何かが逃げていく気がする。そんな感覚を覚える作品を見たことがなかったので、つい何度も近づいたり後ずさりを繰り返してしまった。

作品を見ているとヨーロッパで教会に入った時のことを思い出した。古い木製の扉を開け、暗く、しんとした、ちょっとほこりっぽい匂いのする空間に足を踏み入れたときのあの感じ。薄い光が天高くから差し込んでいるあの感じ。経歴を見るとキリスト教徒とあったので驚くとともに納得した。

展示の仕方もとてもよかった。余白がたっぷりとってあり、キャプションと作品の距離も離れていて見る時に邪魔しない。最高の環境で鑑賞することができたと思う。目黒区美術館、いい美術館。


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村上友晴展
― ひかり、降りそそぐ
MURAKAMI TOMOHARU  illuminated
会  期:2018年10月13日(土)~2018年12月6日(木)
時  間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日 
https://mmat.jp/exhibition/archives/ex181013

プロフィール

Author:Daigo IZUMI /泉大悟
Photographer. 
モノクローム写真が好きです。

Website
http://www.dizumi.com/
Instagram
izumi_daigo/

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