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カウンターを作る

画伯の展覧会が無事終了しました、お越しいただきありがとうございました。

今年は久しぶりに月光荘の「画室2」という道路に面した広めの会場だったので、会場の一角にある窪んだスペースを我々の業務スペースとすることにした。

そこに棚と木箱を積み上げてカウンターを作成。レジカウンターとしての機能の他に、荷物や備品を収納するためのバックヤードとしても活用できたのでなかなかよい使い方ができた。

カウンターに使った棚と木箱は普段家で使っているもの。月光荘の備品ですか?とよく聞かれたが、私物を持ち込んでいた。

我が家にはひとつのルールがある。それは「家具は展覧会会場で使えるものを選びましょう」。家の中に置く物を展覧会の備品としてしまおうという方針だ。

きっかけとなったのはヨーロッパの古本市。

旅行中のある朝、散歩をしていると古本市の設営をしていた。出店者たちは会場となる広場まで車でやってきて、本の詰まった箱を下ろしていた。箱から本を出し、テーブルに平置きする。そしてその箱はそのままディスプレイ用の棚として活用されていた。古い木箱の中に、飾られるように表紙を向けて置かれた本はひときわ輝いて見えた。

ああいう使い方いいなぁ。本の運搬とディスプレイを兼ねた合理的な使い方。あれはぜひ真似したいと思った。

「木箱買いたい」という思いが頭の片隅に生まれた頃、代々木上原の「Roundabout」に行くとたまたま木箱が売っていた。これは天啓とばかりにいくつか購入。以来木箱が好きになり、せっせと各所で買い集めるようになった。それがついに今回のカウンターとなったのだった。

業務スペースには旅行中に見つけたものを飾った。ベルギーで見つけた版画、ポルトガルの古写真、それにオランダの古いスケート靴を壁にかけてみた。こちらも家で使用しているものなので、会場の一角はすっかりいつもの部屋の雰囲気だった。

画伯はまた来年も展覧会を計画中。また次回もどうぞよろしくお願いいたします。



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Roundaboutオーナーの著書。
写真もすばらしい一冊。
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Author: 泉 大悟 / Daigo IZUMI
モノクローム写真を撮っています。

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