恍然大悟

展覧会と食事

Posted by 泉大悟/Daigo IZUMI on  

 220321s

画伯の個展が今年も終了。お越しいただきありがとうございました。今回で銀座月光荘での展示も10回目、会場でのお手伝いの身だがちょっと感慨深かった。


昨年の会期中はやけに疲れてしまった。展示最終日の写真を見ると目の下のクマがすごいことになっていて驚いた。今年はこの「疲労」をなんとかしようということになった。


会期中はついお祭り気分になってしまう。ぼくも自分の展覧会のときは眠りが浅くなり、どこかフワフワとして落ち着かなくなる。冷静に、落ち着いて、と思ってもなかなか心は言うことを聞いてくれない。


心が言うことを聞かないのならば、行動で自らを律するしかない。そこで思い至ったのが食事だった。今まではせっかく毎日銀座に通うのだから、と食べたいものを食べていた。今日はカレー、夜は天丼、明日はお寿司であさっては...と言う具合。これはよろしくない。そこで今回は思い切ってこの外食制度を廃止してみた。


毎日おにぎりとおかずを一品鞄に入れて持っていく。量は普段食べる量と同じ。それをオープン前11時台に食べる。夜も終わったらまっすぐ帰宅。家で軽めに食べて早めに寝る。


すると見事に疲れにくくなった。あのどんよりとした疲労は体の内部から、お腹の中からきていたのだろうか。食べたいものを食べる、食べ過ぎる、疲れる、疲れたから何かを食べる、もっと疲れる...。そんな悪循環に陥っていた。ハイになって普段食べないものをここぞとばかりに食べていたことを反省した。


いや、展覧会中は少しハイになってもいいと思う。ある程度の時間をかけて作ったものを人様に見てもらう機会はそう多くない。だからどうしても気分は高揚(緊張)する。その機会をしっかり味わうために体調を整える。体調を整えるために暴食を避け、いつもどおりにする。


ハイになる場所を間違えてはいけない。会期中、食事でハイになる必要はなかったということだ。そんな当たり前のことに10回目の展覧会でようやく気がついたのだった。





関連記事